ジャンプしながらの面(諸手)竹刀打ち!一石四鳥の練習法
剣道の攻守の両方において、体幹の強化が非常に重要です。また、冴えのある打突技術を身につけるためには、手の内の使い方も欠かせません。
ここでは、教士七段 所正孝監修のDVD教材「剣道強豪選手量産プログラム」にも収録されてる「ジャンプしながらの面(諸手)竹刀打ち」の練習方法を紹介します。
具体的な練習方法は、受ける側は竹刀を顔の前に差し出します。打つ側はその竹刀をジャンプをしながら上から竹刀を落とすとともに跳び上がって打突をする。
いわゆる素振りの先をいって竹刀を打ちながら、打つ感覚を覚えて手の内、背筋、体幹をつくりながら、また足の筋肉もしっかりと鍛えていく。そういった一石四鳥の練習方法です。
練習では、まずは大きな動きでゆっくりと面打ちを行います。竹刀を頭の上まで振り上げ、左拳を頭の上まで持ってきて、力強く竹刀を振り下ろします。
ジャンプは大きく行い、背筋を意識して体を浮かせ、足の踏み込みを使って高く跳び上がります。徐々にスピードを上げながら繰り返し練習することで、正確で迅速な打突を実現できるようになります。
練習の際に注意すべきポイントがあります。速さと力強さを追求すると、竹刀を顔の前で急いで打とうとする癖がつきやすいですが、これを避けるためには、左拳をしっかりと頭の上まで持ってきて、背筋や背中を意識しながら竹刀を振り下ろすことが大切です。
また、前屈みになることを防ぐために、胸を張り、背筋を伸ばし、体幹を鍛えることも重要です。この「ジャンプしながらの面(諸手)竹刀打ち」は、剣道の技術向上と体幹の強化に非常に効果的な練習方法です。
攻撃と防御のバランスを整え、正確な打突技術を向上させるために、手の内の使い方に特に注意を払います。この練習は、効率的な剣道の体づくりをサポートし、全体練習はもちろん、個人で練習することも可能です。
ぜひ活用して、剣道のスキル向上に励みましょう。
参考記事:剣道強豪選手量産プログラムの購入レビュー